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2009年5月16日 02:07

レコレコ(アコギ編)

まろ氏に引き続きレコーディングの記事です。

今日はアコギ録音について。
マイクはメインにAKG C451、サブにAKG C414、ルームアンビエンス用にMXL V67Gです。
アコギはC451で録るのが好きです。レスポンスの速いシャキシャキの音で録れます。ギターはD-28ですが、ドレッドノートタイプの膨らみがちな低音もほどよく押さえ、すっきりと録れます。
一応補助的にC414も立てています。ミックスの中で立体感が欲しい場合に少し足します。何サンプルか前後にずらして位相の干渉や立体感を調整したりしつつ。
マイクはだいたいいつも15フレットあたりを15cmくらいの距離で狙います。あまりサウンドホール付近に近づけすぎると低音がボンボンいいます。
プリアンプはUniversal AudioのLA610をメインのC451に、APIの512CをサブのC414に使っています。LA610は非常に素晴らしい真空管マイクプリです。真空管というとファットというイメージがありますがそうではなく(そういうイメージは低価格帯の真空管機材を売りたいメーカーや、サンレコとかが作ったイメージかも)、奇麗でスムースかつコシがある感じです。入力ゲインを上げて出力ゲインを下げるとビンテージっぽくなり(僕的には50〜60年代のアメリカのレコードっぽい感じ)、逆だとクリーン、わりとハイファイになっていきます。そういうギターアンプ的なコントロールができます。入力インピーダンスのスイッチによっても音質が大きく変わり、バリエーションがつけられます。
この機材は一般的にはあんまり使われてないのかなと思ってたら、海外ではわりとヒットしてるのかな?シグネチャーエディションや、後継機のMk IIが出てますね。海外のミュージシャンのスタジオ紹介でよく出てきます。
API512Cもこれまた素晴らしいですが、こちらは大定番なので説明はまあいいか。

A/DコンバータというかオーディオI/OはApogee Ensembleです。

・AKG C451、AKG C414

・Universal Audio LA610、API 512C、Apogee Ensemble、Martin D-28

・MXL V67G。ルームアンビエンスを拾うために設置。

次はトランペットやバイオリンの録音について書きます。たぶん。

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