iTunes 8のGenius、Amazonのタグ

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来ましたね。iTunes 8。
いつもはiTunesのバージョンが上がったからといってすぐにはインストールしなくて、動作が重くなったりするのがイヤでしばらく様子を見るのだけど、今回は興味惹かれる新機能があったのでインストールしてみました。
「Genius」なんですが。
要はAmazonの「この商品を買った方は、こんな商品も買っています」のような、ユーザーの行動履歴データに基づいたレコメンドシステムですね。
詳しくは以下などで。
【レポート】Apple音楽イベント基調講演 - 大化けするか? iTunesユーザーの集合知「Genius」 (2) iTunesユーザーの情報を"クラウド"に収集 | パソコン | マイコミジャーナル

この機能は、ユーザーにとっては「聞いた事がないけど好きかもしれない音楽」の発見に繋がりそうですね。

逆にコンテンツの提供側、僕たちのような、iTunes Storeを新しい音楽の流通経路として活用しているバンドやレーベルにとってはなにかメリットはあるのだろうか。

以前の僕の日記(mixiからこのブログに持ってきました)では、

iTunes Storeは、「未知の有益かもしれないコンテンツを発見する」機能がほぼついてないこともあり、それだけでは情報媒体としては完結しない。ネットで見つけたバンドをiTunes Storeで探し試聴して、AACなりCDなりを買うかどうか決める、っていう消費行動は広く行われつつあるとは思うのだが、やはりまずネットでバンドを見つけてもらえないと、iTunes Storeのウチのバンドのページには来てもらえない。
と書きましたが、その「未知の有益かもしれないコンテンツを発見する」機能が今回ついたことになります。
これで僕たちのようなあまり有名ではないミュージシャンの曲も、iTunes Storeの中で発見されることに繋がるのか!と一瞬喜びかけましたが、ユーザーの「集合知」的なデータをもとにするなら数がものをいうので、よく知られていてよく聴かれているミュージシャンが強い事には変わりはなさそうですね。
例えばだけどクラムボンあたりを聴いてる人にlocolo codeをiTunes Storeが自動的に勧めてくれればいいんだけどな〜。(逆はありそう。)
まあこの機能の恩恵を受けるのはある程度多数の人に聴かれるようになってからだね。地道にライブがんばってリスナーを増やします。

あと、先月末にAmazonにタグ分類機能が追加されてたんですね。今見つけた。
Amazon.co.jpに「この商品にタグをつける」機能が追加
こちらもどう展開していくか楽しみですね。

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